映 画
|
邦 題
|
A Bucket of Blood
|
原題
|
A Bucket of Blood
|
ジャンル
|
ブラック・コメディー
|
監督
|
ロジャー・コーマン
|
脚本
|
チャールズ・B・グリフィス
|
撮影
|
ジャック・マルクェ
|
国・年度
|
米 1959年 66分 白黒
|
ソース
|
DVD
|
|
この映画は他のセットの使い回しをして5万ドル5日間で制作されたことで評判になった映画だ。後にミュージカル化された「トル・ショップ・オブ・ホラーズ」は、これまた『血のバケツ』のセッ
トを使い回して、わずか2日間3万ドルで撮影されるという安さ。「早撮り倹約家」ロジャー・コーマン独壇場。B級映画の帝王、ロジャー・コーマン初期の傑作で、血のバケツという題名ながら殺人シーンやグロテスクなシーン、ましてや血も出ない映画なのだ。
【解説】
芸術家が集うカフェで給仕の仕事をしているウォルター(ディック・ミラー)
の夢は、彫刻家として有名になる事だった。ある日、彼はアパートの大家が飼っている猫を過失から殺してしまう。そして翌日、彼は彫刻家として最初の作品をカフェに持ち込む。粘土で作られた彫刻のタイトルは「死んだ猫」。美術商でもあるカフェのオーナーがそれを店に飾ると大評判になり、今まで冷たかった客達もウォルターに一目おく様になる。しかし、オーナーはふとした偶然から、彫刻の中に猫の死骸が入っていることに気付く。そこにウォルターが現れ、今度は人間の男を作ったと言う……。【配役】
ディック・ミラー、バーバラ・モリス、アントニー・カーボーン、ジュリアン・バートン、エド・ネルソン
|