映 画
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邦 題
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スリーパーズ
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原題
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Sleepers
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ジャンル
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ノンフィクション(復讐劇)
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監督
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バリー・レヴィンソン
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脚本
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バリー・レヴィンソン/スティーブ・コリン
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撮影
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ミヒャエル・バルハウス
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国・年度
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米・1997-1997 147
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ソース
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DVD
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【解説】
構成が少年時代と青年期に分かれていて、少年4人の時代を描いたところまでは、どんどんスクリーンに引きずり込まれていったが、カットバックが多用され、あれもこれも云いたいことが沢山ありすぎ全く冗漫になってしまった。またキャスティングの豪華さが、個性のぶつかり合いになってしまい作品としては裏目に出てしまった。ジェーソン・パトリックは新鮮でよかったが、ブラッド・ビットはどこか役どころが決まってないし、デニーロもいつものパターンでマンネリ、ダスティ・ホフマンにおいては、何もあんたがやることはないのじゃないのといった役どころ。ケヴィン・ベーコンにいたってはひたすら不快感を残すだけ・・・。特筆すれば、ブラッド・ビットの少年時代を演じたブラッド・レンフロの清々しい雰囲気と達者な演技に見とれてしまったことぐらいか・・・。
【配役】
ジェイソン・パトリック(シェイクス・・・少年時代ジョー・ペリーノ)、ブラッド・ピット(マイケル・・・少年時代ブラッド・レンフロ)、ロン・エルダード(ジョン・・・少年時代ジェフリー・ウィグダー)、(トミー・・・少年時代ジョナサン・タッカー、ビリー・クラダップ)、ロバート・デ・ニーロ(ボビー神父)、ケヴィン・ベーコン(ノークス)、ヴィットリオ・ガスマン(街のボス・ベニー)、ダスティ・ホフマン(ロートル弁護士スナイダー)、ミニー・ドライバー、ブルーノ・カービィ、テリー・キニー
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音 楽
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音楽監督
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ジョン・ウィリアムズ
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主題曲・邦題
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スリーパーズ
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主題曲・原題
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Sleepers
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ジャンル
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JAZZ&pops
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作詞
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作曲
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ジョン・ウィリアムズ
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ソース
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CD
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劇
中では街のボス、キング・ベニーのお気に入りの歌という設定で、シェイクスがベニーの店に行ったとき、ドリス・デイのしっとりとした歌が酒場に流れている。そこでシェイクスが「またドリス・デイを?」と聞くと、ベニーが「彼女は良い・・・」とこたえる場面には、グッときた....
【挿入曲】
「All Alone」「I'll Never Stop Loving
You」ドリス・デイ(vo)/「キャッチ・ア・ウェイブ」「グッド・バイブレーション」ビーチ・ボーイズほかダスティ・スプリングフィールド/ドノヴァンなど。
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オリジナルサウンドトラック
●Sleepers Philips 454 988-2 1996 CD
1.SLEEPERS AT WILKINSONウイルキンソンのスリーパーズ
(03:41)、2.HELL'S KITCHEN ヘルズ・キッチン(05:23)、3.THE
FOOTBALL GAME フットボール・ゲーム(04:09)、4.SAYING THE
ROSARY 告白(06:53)、5.THE TRIP TO
WILKINSONウィルキンソン少年鑑別所 (02:35)、6.TIME IN
SOLITARY孤独な時間 (04:23)、7.REVENG復讐E
(02:46)、8.MICHAEL'S WITNESSマイケルの証人
(04:09)、9.LEARNING THE HARD WAY性的虐待 (05:21)、10.LAST
NIGHT AT WILKINSON
ウィルキンソンでの最後の夜(03:51)、11.FATHER BOBBY'S
DECISION ボビー神父の決断(03:56)、12.RELIVING THE PAST回想
(03:40)、13.REUNION AND FINALE再会とフィナーレ (05:30)
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オリジナルサウンドトラック
●Sleepers Philips PHCP-1816 1997.1.22 CD
1.SLEEPERS AT WILKINSONウイルキンソンのスリーパーズ
(03:41)、2.HELL'S KITCHEN ヘルズ・キッチン(05:23)、3.THE
FOOTBALL GAME フットボール・ゲーム(04:09)、4.SAYING THE
ROSARY 告白(06:53)、5.THE TRIP TO
WILKINSONウィルキンソン少年鑑別所 (02:35)、6.TIME IN
SOLITARY孤独な時間 (04:23)、7.REVENG復讐E
(02:46)、8.MICHAEL'S WITNESSマイケルの証人
(04:09)、9.LEARNING THE HARD WAY性的虐待 (05:21)、10.LAST
NIGHT AT WILKINSON
ウィルキンソンでの最後の夜(03:51)、11.FATHER BOBBY'S
DECISION ボビー神父の決断(03:56)、12.RELIVING THE PAST回想
(03:40)、13.REUNION AND FINALE再会とフィナーレ (05:30)
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小 説
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邦 題
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スリーパーズ
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原題
|
Sleepers
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ジャンル
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ノンフィクション(復讐劇)
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作者
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ロレンゾ・カルカテラ
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訳者
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田口俊樹
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出版年度
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1992-1996.4
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出版社
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徳間書店
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原作者のロレンゾ・カルカテル(KATE
CARCATERRA)は、タイムス紙、ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙の記者をした後、88年、TVのコンサルタント、90年から93年にかけては、CBSのマネージメント・エディターを務める。また、フリーライターとしてリポート記事や、著名人紹介記事を寄稿するかたわら、92年に殺人犯である実父との確執を描いたノンフィクションで作家デビューした。ロレンゾ・カルカテラ自らの体験に基づいて書いた「スリーパーズ」は2作目で、95年発売と同時に全米に一大センセーションを巻き起こした。実話として出版され、そのあまりの衝撃的な内容とリアルな描写は論議を呼び、またたく間に大ベストセラーになったが、本国では本当にノンフィクションなのか物議をかもした。
先入観なしで読み終えた感想はミステリー作品として十二分に満足できるものだった。ロレンゾの第3作は処女小説になる「APATCH」という作品だという。
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