キリマンジャロの雪 The Snow of Kilimanjaro 
 映 画
邦 題

キリマンジャロの雪

原題

The Snow of Kilimanjaro 

ジャンル

ロマンス

監督

ヘンリー・キング

脚本

ケイシー・ロビンソン

撮影

レオン・シャブロイ

国・年度

米 117分 1952年8月-1953年9月

AV

TAPE:FOX/ DVD

文豪ヘミングウェイの自伝的短編小説を、忠実に回想の形をたどる一種のオムニバス映画で、鮮やかなテクニカラーで映像化。
【解説】
アフリカの高山キリマンジャロのふもとで、傷ついた小説家が自分の半生を回想する。美しいモデル、シンシアとの恋とその破局。シンシアの死、シンシアに似た未亡人との結婚・・・。やがて、奇跡的に元気を取り戻し彼は都会へ戻っていく。
【配役】
小説家ハリー・・・
グレゴリー・ペック/モデル、シンシア・・・エヴァ・ガードナー/リズ伯爵未亡人・・・スーザン・ヘイワード/彫刻家の未亡人リズ・・・ヒルデガード・ネフ

 音 楽
音楽監督

バーナード・ハーマン

主題・邦題

恋いのシンシア

主題・原題

Love is Chinthia

ジャンル

JAZZ

作詞、作曲

アルフレッド・ニューマン

サントラ

LP

CBS ベニー・カーター 恋するシンシア

CD

グレゴリーペックとエヴァ・ガードナーの出会いのシーンや、パリのナイトクラブのシーンで、ベニー・カーターがリズムセクションを従え、ヒロインの名を冠した主題歌「Love is Chinthia」(恋いのシンシア)愛用のアルトサックスで吹きまくり、ギタリストのヴィンセント・ゴメスもギター奏者として出演している。
【サントラ】
挿入歌の一つ「メモリー・ワルツ」が「市民ケーン」などとのカップリングでLONDONレコードに収録され、主題歌「
Love is Chinthia」(恋いのシンシア)は、52年にベニー・カーターが、RCAビクターに15人編成という大所帯で録音している。
【音楽】
主題曲である「
Love is Chinthia」(恋いのシンシア)は、52年に、ドク・チーサム、タフト・ジョーダン、タイリー・グレン、フランク・リハク、ラッキー・トンプソン、ビリー・テイラーなどの名手を自身のオーケストラに参加させRCAに再録し直し自身はトランペットも吹いている。58年にはストリング入りのアルフレッド・ニューマン・オーケストラとの共演でベニーのアレンジ、ニューマンの指揮でフルオーストレーションが施され「ブルーマウンテン」とキリマンジャロを想像するタイトルに改名してデッカのニューマン作品集に収められている。
【逸話】
この映画の音楽はバーナード・ハーマンが作曲を担当したが、主題歌「
Love is Chinthia」(恋いのシンシア)だけは、アルフレッド・ニューマンの作曲とクレジットされている。が、これもどうやらベニー・カーターの作ではないかと言われている。 

 小説
邦 題

キリマンジャロの雪

原題

The Snow of Kilimanjaro

ジャンル

回想

作者

アーネスト・ヘミングウェイ

訳者

瀧口直太郎

出版年度

出版社

角川文庫


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