優勝
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優勝:10
得点:26
累積:623
合計:659
7点以上
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●めだか:一幅の画のように目に浮かびました
●楽が鬼:小津のローアングルのカメラ目線で17文字を見たら。もやもやと幻視が起こり、遠い昔にあった景色のに中に吸い込まれていきそうになった。
●利根ノ雫:何か学生時代を思い起こします
●冬樹:陰暦十月のことを、別名「小春」「小六月」などとも称していますが、この句、まさに陽暦十一月の小春日のほんわかとした雰囲気に満ちあふれています。「廊下」というものが無いしがないマンション住まいの者にとって、何ともうらやましい情景です。
●日曜生:私は小さな病院の廊下と木の椅子を思い起こしました。少し悲しく、でも穏やかな情景に思えました。読み手への預け方がとても上手いと思いました。光の加減と屋内の暖かさ、十一月をきれいに使っていると思います。
●写汰:あたたかな光景のはずなのに、どことなく影が。その感じがよかったです。
●舟酔:ありふれた風景から懐かしさと倦怠のようなものが伝わります
●三丁目:廊下の椅子が、いかにも十一月らしくいい感じですね。ただ、上五が説明的で惜しい。
●緑地:十一月は日向ぼっこが一番気持ちいい季節ですよね。日の位置が変わる度にイスも動いて行くんですね。
●はじめ:ロッキングチェアですかね。うたたねしたいです。
●酔象:長い廊下の赤みを帯びた日射しに伸びる影が脳裏に浮かぶ。遠くのノイズ。ただ、廊下の椅子に、十二月の大掃除も感じてしまうのだが、どうなんだろう、考えすぎか。
●長閑:廊下に差してくる陽の感じと空気が、あるある・・・という感じで懐かしい気分にさせられます。
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