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優勝:10
得点:28
累積:350
合計:388
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●小石川:必ずや始まる季節へのおののきと覚悟。そんな日々を思いつつ明日が消えてもそれはそれ。ひしひしと“今”を感じさせてくれる句です。
●小酔:なぜだか気に入ってしまった。近眼の犬が飼い主とともに遠くを見つめる砂浜の景色が冬の海の雰囲気をよく表わしている。
●与作:眺める犬の眼が自分の心持と一緒に冬の海に溶け込んでいます。
●めだか:波打ち際に佇んでいる人と犬の様子が目に浮かびそうです。
●はじめ:厳寒を生きる強さを感じました
●天布留:りんとして背筋がのびる思いです。
●日曜生:冬の海は心がしんとするでしょう。ずっと波を見ていてふと隣を見たら、愛犬も同じ目をしていた。大きな風景の中で命が二つ、そんな感じが素敵です。
●佳:利口そうな柴犬が思い浮かびました。美しい物語の一場面のようです。
●孤風:一人と一頭の視線の先は波の花か
●風花:キレイですね。
●楽が鬼:また、と自分に重ねる手法は多々見るが、犬の目に重なった作者の心と立ち位置、その眼が見つめる世界は深く空が垂れた海、水平線まで見えてくる。
●冬樹:「犬」というフィルターを通しておのれのことを語る。見事に成功していると思います。
●笑い猫:今は見ぬ紀州犬や秋田犬がピッタシ来る景色かも。
●舟酔:猫ではない犬の良さが出ていますね
阿佐ヶ谷俳句草相撲協会審議委員会満場一致にて、大関復帰を認めます(復帰大関・・・この場合何代目にあたるのだろう?)。
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