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楽が鬼関 楽が鬼談 団栗のお題を貰いすぐさま思い出したのが寺田寅彦の著「団栗」。 小石川植物園でどんぐりを拾う幼子に亡妻を偲ぶ随筆です。 寺田寅彦は物理学者で夏目漱石の門下生でもあり俳句も詠みます。 夏目漱石といえば本郷。本郷といえば菊坂。 はたして菊坂に団栗があるかどうかは分かりませんが・・・ あの時代の空気感が出るのではと漱石、寅彦のそぞろ歩きの下駄と団栗を菊坂に配してみました。 選者の方々には感謝しきりであります、ありがとうございました。 |
○○○勝ち越し○○○ 得点:14 ●佳:「どんぐりって食べられないの?」って誰でも尋ねたことあると思います。さすが餓鬼大将、聞かないですね。 得点:14 ●酔魚:寂びしさが沁みる句だ。でも「寂しき」と直裁に云わないほうが私は好きだ。 得点:12 ●黒髪:一人の子どもと、一つのドングリの独立感。きっ
と、この子どもは背中を丸めているのでしょう。孤独な中にも、温かみを感じることができました。 得点:12 ●日曜生:子供時代の純粋さを忘れていくことの悲しさと冷静な肯定。「団栗」で触発されるそんな複雑な思いを、簡潔に、軽やかに詠まれたと思います。濾過のしかたにセンスがあると思いました。 得点:11 ●宝玉:わかります、朝になるとテンション変わっちゃうんですよね(笑) 得点:9 ●土羊:川柳っぽい作ですが、団栗を人間にもっていった閃きが素晴らしい。 降格:7 ●利根ノ雫:子供の頃ポケット
一杯に団栗を入れてましたよ 得点:6 ●幻灯齋:一刻者が効いています。頑固者じゃ詩にならないですね。
得点:6 ●小石川:艶やかな実にポコンと空いた小さな穴。我が夢もまたかくの如きです。 得点:5 ●素松:子供みたいな眠り方でかわいらしいです。 得点:5 ●天布留:子供にとって大人の背中は、黒板のように大きかったでですね 得点:5 ●与作:猫の毛にも季節を詠んでいるのがいい。
得点:0 得点:0 得点:0 得点:3 ●笑い猫:団栗の実の下に集まる獣は果たして・・・? オークの実の下には猪がやって来るのだけど・・・ 得点:4 ●幻灯齋:ドングリが軒を打つ音はどんな風に聞こえるのでしょうか?ドングリの転がる音を童唄に見立てたのが雰囲気にあっています。 得点:3 ●宝玉:夜なべは辛いけど風呂で一杯なんていいですね 得点:3 ●利根ノ雫:昔母が夜なべして作ってくれた服を思い出します 得点:3 ●日曜生:いっそ私も転びたい。そんな縁起でもないこと思うくらい、気持ち良さそうです。 得点:1 ●舟酔:子供は最初びっくり、次にケケケッと笑うでしょう。かわいい句です。 得点:0 得点:0 得点:0 得点:0 得点: 届出休場 得点: 届出休場 得点: 届出休場 降格:2 無届休場 降格:2 無届休場 |
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