第十回(次回)
句合・阿佐ヶ谷俳句草相撲
お題
「山眠る 眠る山」
鈍い日差しの光のもと草木も枯れ、黙々と深い眠りに入っているように見える山の姿を・・・山眠ると表現しています。
出典は中国北宋時代の画家、郭煕が絵画の極意を語った言葉「臥遊録」
「春山淡治にして笑ふが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧ふが如く、冬山惨淡として眠るが如し」。
例句:山眠り火種のごとく妻が居り 村越化石
上の言葉の中から読み込まれた四季の季語を抜粋しておきます。
春:山笑う 夏:山滴る 秋:山粧ふ 冬:山眠る
10回投票・次回投句の締め切り:12月1日
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