第十六回 三月場所の一 お題は【ぶらんこ】でございまぁぁぁ〜す!
18年3月16日〜31日
 優勝
天布留関
優勝経験者であります女性力士天布留関、この春の再度の優勝おめでとうぉぉぉ〜でゴンス!

優勝
殊勲賞
敢闘賞
技能賞
降格
休場
 地 人

1

優賞

優勝:+5
得点:28
累積:61
合計:94

酔魚:写生が詩に昇華した傑作と思いました
豆菊:元気な声と爽やかな風を感じる。子どもの躍動感
珍念:まだ少し寒くて上着を着ながら遊んでいる子供の姿が見えるようです。
玄吾:素直できれいだからいいんじゃないでしょうか
利根ノ雫:ぶらんこは子供の時の最大の遊技だったなー
象:風まとうと帆という言葉の関係が気になりますが、描かれた見られなくなった子供の躍動感を選びました。
冬樹:ぶらんこを漕いではためく子供のシャツを「帆」に見立てて秀逸です。
日曜生:これは元気でいいですね!児の服は絶対白いと思う。
小紫:風まとう児の帆のごとし、、、情景がうかびます。きれい。
みんみん:暖かくなってくるとぶらんこを力いっぱい、思いっきり漕ぎたくなるもんです。
山路紫琴:爽快!風になれ! 私は立ちこぎ派でした。
風花:意外な比喩でした

2

殊勲賞

殊勲賞:+3 得点:20
累積:155
合計:178

三丁目:滝 田ゆう的世界がここ ろよい。
幻灯斎:「ガロ」に出てきそうな情景ですね。渋いです。
象:初老の男の姿を通したおぼろげな情景浮かんでは消える。ノスタルジーではなくファンタジー。J・フィニイの小説の如し。
小紫:春を売る廓とふらここのたとえが妙。
小酔:ふらっと来てここや廓があったところは。掛け詞らしき使い方と廓なんか使って街の風情が感じられてニクイね。
冬樹:取り合わせの妙。「ぶらんこ」ではなく「ふらここ」を用いたのも成功しています
種無四等歌:廓がやけに似合うと思った

3

敢闘賞

殊勲賞:+1 得点:19
累積:76
合計:96

与作:夕日にブランコのロケーションが哀愁を誘います
楽が鬼:消える子供等の喧噪。侘びしさを増す夕刻の公園。その一瞬。点景に揺れるブランコ。夕焼けの色まで見える72写生句です。
けいこ:子供がこいで、最後の一回に弾みをつけて帰った情景。「明日もまたね」かな。
風花:きれいだと思いました
はじめ:静けさの中にも夕餉の待つ家路をいそぐ子らのにぎわいを感じる。
天布留:子供が遊び終えて帰ったばかりなんでしょうね。
花:人生 無心だった子供の頃のようにはいきませんね
冬樹:類想句はありそうですが、きれいに決まっています。
マユ:揺れ残り」に人が去った後の寂しさを感じました。

技能賞

該当者なし

4

得点:13
累積:21
合計:34

マユ:静かな春の一コマですね。
種無四等歌:六歳の息子はぶらんこが好きです。
天布留:いい風情です。
珍念:静かな春の日に、暖かい日の光に照らされるブランコが見えるようです。
鮫小僧:キレイにまとまってると思います
豆菊:空に溶け込んで行きそうで春の風は心地良い

5

得点:11
累積:52
合計:63

花:『風と添う』とてもすばらしい
みんみん:風とブランコはまるでセットのようですが、添う、が絶妙。
はじめ:いやされるね、ゆったりと。
けいこ:風の気持ち良さを知ったのは、ぶらんこだったかもしれません。
小石川:下5の言い回しのインパクトが琴線に触れました。

6

得点:11
累積:148
合計:159

小石川:舟」が中7を誘い込む心憎さ、ただただ平伏。
素松:ブランコに乗った時に感じる「どこまでもいきたい」と思う気持ちが共感できました。句を見た時に形がかっこいいと思いました。
玄吾:童話風情景あるいはNHKみんなの歌風情景
めだか: Fry me to the moon ♪なんて思い出しました♪ 
小酔:遊園地の舟が揺れているのが見え、文字の並びに詩を感じました。
山路紫琴:冷たい星もこぼれ落ちそう。

7

得点:10
累積:103
合計:113

日曜生:私の昭和の空は青かった。なんて思っちゃいました。ぶらんこって実はとってもシンプルな遊びなんだな。
めだか:「昭和」がキーワード、子ども時分の良きかな!
与作:セピア色の子供たちの写真を想像してしまいます
利根ノ雫:最近はブランコも危険遊具になる時代、昭和が懐かしい
風花:ブランコはなぜか昭和のイメージ

8

得点:8
累積:30
合計:38

花:春浅き日の夕暮れを感じた
楽が鬼:俳句でいう老人句に類型句がありそうか。されど音読した後の爽快感を誘う語感の良さに地に入れました。
めだか:人それぞれの「峠」がね…。
種無四等歌:ぶらんこって大変だなと考えさせられた
みんみん:やっとこぎつけた春って感じ。寒〜い冬も終わるというのにちょっと暗い、けれど春なのですね。

9

初場所
得点:8
累積:0
合計:8

鮫小僧:「ぶらんこ」のお手本のような句ですね
笑い猫:「踊る子」より「踊り子」の方が好みではありますが・・・波浮の港にて。
利根ノ雫:小さい子は助けて上げたくなるくらい可愛いです

10

得点:7
累積:5
合計:12

楽が鬼:「イナバウアー」+「天使の恍惚」をひとつの映像に活写した諧謔時事俳句。助詞の”で”は説明。己を信じ、”で”を使わない勇気が有れば
天布留:静岡県で「イナバウアーそば」登場。エビに串を刺しそらしたのがのっている(朝日新聞より)。
小紫:天使の恍惚がいいです。
素松:想像するだけで面白かったです。こういう気分にさせる句は大好きです。
幻灯斎:どんな格好で乗っているのかよく分り、笑えます。天使の恍惚イナバウアーの響きがとても快感です!
鮫小僧:いきおいで1票
魚:若松孝二と荒川静香がブランコの上で出会う、シュールさ。読み過ぎかな?

11

得点:6
累積:16
合計:22

魚:ちょっとエロティックと感じるのは俺だけかな? 橋本治に「鞦韆」というタイトルのオノマトペばっかりのエロい小説がありましたけど。
笑い猫:トニー・カーチスですか?懐かしいなあ。
幻灯斎:音に流れを感じます。

12

得点:5
累積:ー26
合計:-21

素松:「のどかな」「ぶうらんこ」の組み合わせが優しい気持ちにさせてくれる句だと思いました。
けいこ:「ぶうらんこ」がいいですねえ。私の思うぶらんこは4分の4拍子なのです。

●●●●●

降格:1
得点:4
累積:ー9
合計:-6

山路紫琴:月『も』ないとは・・・無情。けれども美しい。
象:だきしめた、がひらがな表現されている事にちと手練れを感じますが、月のない夜に賛同しましょう。

降格:1+3
得点:4
累積:83
合計:83

豆菊:空に溶け込んで行きそうで春の風は心地良い
マユ:ダイナミックにぶらんこをこいでいる様子が伝わってきます。

降格:2+2
得点:3
累積:51
合計:50

小石川:なにも言うことばなし、心身ともに漂いました。
日曜生:ぶらんことひらがなは似合いますね。頭を空にしてぶらんこ、いいな。

降格:2+1
得点:3
累積:17
合計:17

三丁目:月 と一緒に笑う。なん とも春ですな。
珍念:あんまり激しく漕いでると気持ち悪くなりそうですね。

降格:3+3
得点:2
累積:118
合計:114

小酔:ぶらんこの懐かしさと鎖の冷たさ。ぶらんこは母の温もりへの感情を呼び起こすのだろうかと思わされてしまった、というところが上手い。

降格3+1:
得点:2
累積:21
合計:19

玄吾:ブランコ波は時間軸の縦波と干渉し、時空変異体として・・・(後略)
三丁目:そうですタイムマシン です。

降格:3+1
得点:2
累積:26
合計:24

笑い猫: 王JAPAN決勝進出前夜、近くの公園のブランコに乗ってみました。 
与作:ブランコを軽くこいで目を瞑るとこんな感じになりますね

降格:5
得点:1
累積:19
合計:16

はじめ:なんたって青春はよかったね。

降格:5
得点:0
累積:14
合計:9

降格:5
得点:0
累積:18
合計:13

降格:5+1
得点:0
累積:30
合計:24

降格:1+5
得点:0
累積:26
合計:20

降格:5+3
得点:0
累積:103
合計:95

得点:
累積:-1
合計:

得点:
累積:148

届け出休場
累積:11

選句参加
累積:9

選句投票者  総勢27名
めだか
玄吾
利根の雫
四等歌
楽が鬼
笑い猫
けいこ
天布留
はじめ
冬樹
日曜生
珍念
小紫
酔魚
小酔
みんみん
焚火古
与作
マユ
豆菊
香花
小石川
風花
紫琴
酔象
鮫小僧
幻灯斎

平成18年春・三月場所の1
お題
「春」
それぞれの春があります例題はだしません、季重ねになりやすいお題です。気をつけて作句してください。
第16回「ぶらんこ」選句投票・次回17回「春」の投句:平成18年3月30日が締め切りです
第十七回「春」  投票結果  4月1日〜14日
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力士段位  17年度 / 18年度

歴代優勝者   17.18年度
 俳句・投句選句箱

平成17年

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平成18年

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