第二十二回 六月場所の一 お題は【更衣】でございまぁぁぁ〜す!
18年6月16日〜29日


第二十二回 夏 六月場所の一 お題は【更衣】でございまぁぁぁ〜す!
18年6月16日〜30日
 優勝
南三丁目関
おめでとうございま〜〜〜す!

優賞

優勝:5
得点:26
累積:284
合計:315

土羊:日常の生活の雰囲気が心地よいと感じます。一万円札でも出てくれば、衣更え好きになりそうですね。 
酔魚:子供の頃の記憶なんでしょうね、同感しました。万札が出てくりゃ嬉しいけど。
小石川:やらなくちゃと忙しげな衣更えの、ふとした時間の隙間が見えてきます。
与作:夏用のズボンから蘇る過去の記憶が絶妙に歌われています。
酔象:詠み人毎に、様々な想いが蘇る、お見事!
風花:着想がおもしろい。誰にも思い当たることがあるはず。 
焚火古:革ジャンから3万7千円出てきた時は嬉しかった。
天布留:かわいい感傷と思いました。 
日曜生:キャンディーの包みとかレシートとかでしょう。必ず入っていますね。捨てるのを忘れるくせに、それを仕舞った時のことは思い出せるんです。結構好きです。
小紫:すごくよくわかります。ポケットの中に何か入ってい て、おや?これは??という感じですね。
阿美土:なるほど、あるなこんなこと。あの一年前のあのこと、思いはめぐる。

殊勲賞

殊勲賞:3
得点:11
累積:185
合計:194

冬樹:アンチG党としては、溜飲の下がる昨今ですが、ファンの方は気が気じゃないでしょうね。ファンの心理が巧みに表現されています。
はじめ:ユニホームが変わったらシャキッとしますかねぇ。
楽が鬼:うぅ〜〜ん。ファンチームを持つ身には痛切に思い知る句でありますよ。つばめファンとして敵に塩を送る心持ちで一票を投じます。
風花:気分もあらたにツキが変わるかも
利根ノ雫:サムライブルーよ2010年は何色だ
珍念:止めたい。止まってくれ。頼む。ホント。
マユ:装いを変えると、何かが変わるものですよね。

敢闘賞

敢闘賞:1
得点:9
累積:200
合計:210

山路紫琴:目線が温かいですね。 
小石川:我が身の近未来が見えてるようで。来年のこの季節がいささか怖いような記がします。
冬樹:そうですよね。ホームレスの方々は、皆紙袋が箪笥代わりですよね。アメリカではショッピングバッグレディと呼ばれるそう。
与作:紙袋に収めてしまった冬の衣服から、ホームレスの人たちの厳しさが伝わります。
閑鳥:ホームレス 明日はわが身か 衣更え。沁みます。
焚火古:明日は、我が身か

敢闘賞

敢闘賞:1
得点:9
累積:56
合計:66

珍念:日本の自然は、同じ表情でずっといることがないですね。四季を楽しんで、俳句草相撲道に精進します。
佳:緑が濃くなっていくのですね。深呼吸したくなるような気持ちの良い句です。
はじめ:マタタビの葉が白く光っていまさすよ
利根ノ雫:更衣えの山とは実にいい表現ですね。

技能賞

三丁目関談:
なんと!手を出させての衣更。粋ですねえ。上五もいいですね。お見事。・・・と、当協会最高位大関に在らされ今回もダントツ優勝三丁目関も大絶賛でごんす!
小作談:
偶然にも達磨を素材に「
大達磨面壁九年更衣」を作ったところ、わしの漢字句とは真反対な、ひらがな句のど真ん中に手を配した酔象関の句が飛びこんできた。
なんども関取の句を詠み上げ眺めているうちに・・・参りましたお見事、この場はすごすごと撤退しますと句を引きあげてしまった。(口惜しくて票を外した情けない、わしでごんす)
しかし以外や以外、上位8番という結果で高得点は得られなかったこの句ですが・・・協会は諸手をあげて酔象関に2度目の技能賞を授与することに決定しました。 

○○○○○○

得点:8
累積:63
合計:71

日曜生:好きな服をまた着られる季節の喜びを感じます。色が褪せても褪せるままに身体に柔らかくなじんでいく服を愛しむ。歴史を振り返るようですね。「漱ぐ」風が清々しい。利根ノ雫:衣更えの度に流行から取り残される昔の服は思い出があります。
阿美土:褪せたいろを風に濯がせるなんぞ、爽やか感がある。

得点:8
累積:54
合計:62

マユ:その様子、よくわかります。
閑鳥:どうするんだろう?
日曜生:こうして、事毎にけじめをつけて生きていく人って偉いなあと思います。いかにも日本人らしい毅然とした姿勢を思いました。
小石川:「衣更え」とは、「心替え」なんですね。お見事!

得点:8
累積:24
合計:32

楽が鬼:車内で何気なく顔を振った先に瑞々しい女性の二の腕がうっすら汗ばみ、浮き出た血管さえも見るに心が泡立ち息苦しい。あぁ〜いい季節になったなぁ〜〜!
与作:衣替えて露になった腕に人生の年輪を感じます。
風花:久々にむきだしになった腕を思わずじっと見てしまう感じがわかる。
種無四等歌:ただの通勤途中だと思うのだが、血脈一語でバイオレンスさを嗅いでしまう。

得点:7
累積:43
合計:50

三丁目:なんと!手を出させての衣更。粋ですねえ。上五もいいですね。お見事。 
小酔:真ん中にのみ漢字一字を置いた挑戦的技法に敬意を表し天。「だるま手のでる」という表現も意表をつき面白く更衣を類推する
天布留:ユーモラス。ノースリーブを着せてあげたい。

得点:7
累積:43
合計:50

豆菊:子どもの成長は早い。健やかな感じが好ましい。
珍念:子供は成長が早いし、なんかちょっとしたことでもおかしいみたいで、すぐ笑いますね。かわいい。
酔象:安らかな家庭が見える、こんな時代にこそ

得点:7
累積:39
合計:46

冬樹:更衣した結果としての、露わになった身体部分をうまく捉えていると思います。観察の成果ですね。
マユ:ほくろが一つでなく、二つというところが、具体的でいい感じです。
酔魚:ノースリーヴやタンクトップを眺めるスケベ親爺ではなくて、子供の成長を見守る親の目でしょうね。
三丁目:色っぽくていいですね。「衣更え」は、やはり「更衣」がよいのでは。
豆菊:半袖の白い腕にほくろ。季節の変わりめの何となくなまめかしい。

得点:6
累積:72
合計:78

種無四等歌:初夏の晴れた清清しい日、富士見町なんて地名の何処かから見えた富士山に、正にいい感じをうけたのだろうなあ。いい感じです。
阿美土:腰上げて、ふと見れば変わらぬ富士ありし。おうなが、やれ、今年も衣更えかい。日々の疎さ故に新鮮さがよか。

得点:5
累積:50
合計:55

楽が鬼:ちょっとした記憶の断片にあるものでさえ捨てきれないのが人の性。中七の「箱より古き」という表現が,実に巧く時の流れを引き出しています!
酔魚:古い箪笥や衣装箱でしょう、「箱」より「筺」「筥」「匣」「函」の方が似合うと思いました。

得点:5
累積:5
合計:10

小紫:三味の音がいいですね。粋です。
種無四等歌:品のある女性に感じる肌感、清潔という匂いのある木目が細かい句ですね。

得点:5
累積:104
合計:109

天布留:「団欒の止まった時計」に、吸引されました。
三丁目:無気味な雰囲気が漂います。針は動き出すのか…興味深い。

●●●●●

降格:1+1
得点:4
累積:35
合計:37

閑鳥:暑い中ですすっている感じがいい。あちー、あちちみたいな。汁がワイシャツに飛んでないか心配。
はじめ:つゆがとんだり汗がにじんだり大変ですね

降格:3+1
得点:4
累積:150
合計:150

小紫:最近の人は、種痘の跡もなく腕がきれいです。半袖になると、つい目がいってしまいます。
山路紫琴:天然痘なんて言葉も風化してきてますものね。時代か・・・

降格:1+2
得点:3
累積:22
合計:24

佳:毎回、そう思います。実感の句。

降格:3+2
得点:3
累積:147
合計:145

土羊:どうせなら、クールビズも麻の単かなんかに意識が向くと、日本の粋が表舞台に出るのでしょうが、今様はおっしゃる通りの御同様です。街角の明るい日差しを感じます。
山路紫琴:首相も推奨クール・ビズ。ネクタイはクロアチアが発祥だそうで、今様の一句ですね。

降格:1+2
得点:3
累積:21
合計:21

焚火古:誘う手は、どんな動きで誘うのでしょうか・・眠れない
酔象:ちと色っぽい句を探したら、出くわしました

降格:1+3
得点:2
累積:27
合計:25

小酔:「伊達女」と「たまさか」の組合わせ、語感が面白く意味的にも同感。「更衣すれば少しはいいオナゴ」が増えることを期待したい。

降格:3
得点:2
累積:10
合計:9

豆菊:今風で鮮やか

降格:4
得点:1
累積:12
合計:9

佳:年々増えていく腰周り?怖いですね。「昼餉」にしたところが成程でした。

降格:3+4
得点:1
累積:96
合計:90

土羊:私の娘の生態を観ていると、靴の季節感というのをかなり大切にしている様子です。ピンクの靴でウキウキする、夏に向けてワクワクする。いい情景ですね。

降格:2+4
得点:1
累積:36
合計:31

小酔:「つり革を掴む白い細い腕に艶袖が揺れる」という実景が読み手に見え衣更えを連想させることと、しかも「色っぽい」ことに清き一票。

降格:3+5
得点:0
累積:117
合計:109

降格:3+5
得点:0
累積:93
合計:85

累積:13

届け出休場

累積:106

無断休場

選句投票者  総勢29 名
天布留
はじめ
香花
与作
焚火古
四等歌
土羊
小酔
玄吾
珍念
マユ
三丁目
小紫
酔象
笑い猫
冬樹
紫琴
利根の雫
幻灯斎
めだか
日曜生
楽が鬼
阿美土
小石川
豆菊
風花
酔魚
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