第三十六回 新年初場所の一
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第三十七回 新年初場所の二
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第三十八回 二月場所の一
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第三十九回 二月場所の二
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第四十回 三月場所の一
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第四十一回 三月場所の二
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三丁目関
お題:若菜
若菜摘ひと葉ひと根に願いあり
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与作関
お題:寒鴉
白き野に落墨のごとき寒鴉
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焚火古関
お題:梅
山門を額縁にして梅一本
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阿美土関
お題:朧月
仕舞湯や窓に描かるる朧月
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貫井冬樹関
お題:雛祭
おとうとの頬に紅差す雛の前
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酔魚関
お題:東風
こち風や冷たき下駄の履きごこち
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第四十二回 四月場所の一
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第四十三回 四月場所の二
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第四十四回 五月場所の一
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第四十五回 五月場所の二
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第四十六回 六月場所の一
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第四十七回 六月場所の二
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酔魚関
お題:さくら
大仏や桜吹雪の中に居り
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楽が鬼関
お題:亀鳴く
煙草吸う喪服の女に亀鳴けり
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孤風関
お題:夏めく
夏めくや「はじめました」の札を書き
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三丁目関
お題:新緑
新緑や両の手に抱く朝湯かな
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日曜生関
お題:裸
巌なる裸の背中大太鼓
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舟酔関
お題:梅雨
梅雨寒やるすばん猫に煮干買う
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第四十八回 七月場所の一
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第四十九回 七月場所の二
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第四十九回 七月場所の二
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第五十回 八月場所の一
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第五十一回 八月場所の二
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第五十二回 九月場所の一
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土羊関
お題:夕焼け
夕焼けを背負いた悪女影長し
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酔魚関
お題:梅干す
小坊主が梅干す寺に泊(は)つるかな
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酔魚関
お題:夜店
肩口の龍睨みおる夜店かな
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土羊関
お題:水浴び
水浴びて駿馬の瞳和みたり
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素松関
お題:向日葵
絵日記に大きなひまわり一つ描き
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金太郎関
お題:蚯蚓鳴く
夢覚めて音なき雨に蚯蚓鳴く
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