第六十回 新年初場所の一
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第六十回 新年初場所の一
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第六十一回 一月場所の二
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第六十二回 二月場所の一
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第六十三回 二月場所の二
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第六十四回 三月場所の一
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第六十五回 三月場所の二
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冬樹関
お題:福寿草
野仏の足元温し福寿草
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日曜生関
お題:福寿草
福寿草小さきものの確かなり
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舟酔関
お題:女正月
ふるさとにまだ母のおり女正月
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草千里関
お題:隙間風
すきま風猫の帰るを知らせおり
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利根ノ雫関
お題:雪解
雪解けて泥靴並ぶ軒の下
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三丁目関
お題:山笑う
大仏の軽き衣や山笑う
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三丁目関
お題:春愁
春愁や黄身のくずれし目玉焼き
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第六十六回 四月場所の一
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第六十七回 四月場所の二
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第六十八回 五月場所の一
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第六十九回 五月場所の二
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第七十回 六月場所の一
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第七十一回 六月場所の二
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第七十二回 七月場所の一
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値札関
お題:蜆
大男小さく座り蜆汁
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珍念関
お題:囀り
開けた窓風と囀り文机
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小紫関
お題:春昼
停留所ひとつ乗り越す春の昼
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酔象関
お題:桜桃忌
借りた傘返しにゆくよ桜桃忌
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値札関
お題:辣韮
ひと理屈聞いたふりして
ラッキョ噛む
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風花関
お題:蝸牛
雨粒の隙間にをりし蝸牛
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値札関
お題:金魚
留守番の顔つきになる古金魚
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第七十三回 七月場所の二
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第七十四回 八月場所の一
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第七十五回 八月場所の二
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第七十六回 九月場所の一
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第七十七回 九月場所の二
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第七十八回 十月場所の一
該当者無し
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第七十九回 十月場所の二
該当者無し
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幻灯斎関
お題:トマト
湧水のたらいで泳ぐトマトかな
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舟酔関
お題:炎天
炎天や村中午睡犬の糞
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孤風関
お題:残暑
老犬の伏して動かぬ残暑かな
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三丁目関
お題:登高
下駄鳴らし高きに登る音羽富士
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利根ノ雫関
お題:林檎
りんご持つ幼き手にも力あり
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第八十回 十一月場所の一
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第八十一回 十一月場所の二
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第八十二回 十二月場所の一
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第八十三回 十二月場所の二
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第八十三回 十二月場所の二
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孤風関
お題:七五三
玉砂利に浅き足跡七五三
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舟酔関
お題:寒稽古
少年のソプラノ澄みし寒稽古
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夏草関
お題:嚔
くさめして静かさ満てり大嚔
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金太郎関
お題:年忘れ
年忘れ自転車夜をかっとばす
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鷹目関
お題:古暦
後悔を焚付けにする古暦
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