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その132 |
8.遠来の従姉妹まぶしき絵双六 |
3.しっぼ立て双六の上ねこ渡る |
該当者なし |
その133 |
該当者なし |
10.老婆らの小さくなりて雪を掻 |
5.雪が来て今日の私は新しい |
その134 |
2.屑籠のまだ遠きかな寒の明け |
10.紺碧へ伸びる鉄骨寒明くる |
8.寒の明け河馬10リットルの水を飲む |
その135 |
該当者なし |
7.をととひの新聞開く春の風邪 |
8.春の風邪大きな嘘をついた後 |
その136 |
該当者なし |
4..陽炎や科學の子らは地に果てり |
2..蘖や雨ニモマケズと言ふてみる |
その137 |
3.陽炎や埠頭にキリンらしきもの |
3.かげろふや調子はずれのDの音 |
7.陽炎をまたげば遠き沖の |
その138 |
2..野仏も瞼重いか春の午後 |
11.花筏一寸法師とすれ違う |
7.亡き人を殺してみるか花の中 |
その139 |
3.口笛を吹いてひと跳び青蛙 |
4.麦青む前髪切ると決めたから |
該当者なし |
その140 |
該当者なし |
12.卯の花腐し山また山の棚田かな |
11.駒仙丈 けぶりて 卯の花腐しかな |
その141 |
該当者なし |
6.あいさつのながきおかみや閑古鳥 |
5.郭公もフッコウと啼く瑞巌寺 |
その142 |
該当者なし |
該当者なし |
ラベンダー大雪山の碧き空 |
その143 |
9.少女らのアキレス腱よ梅雨明ける |
7.釣堀や小さき雲を持ち帰り |
4.床に臥す人のくれたる菓子の黴 |